JAPAN SENSES “花咲う”
日本の価値を国内外に発信するキャンペーンの、春編のウィンドウ。テーマは「桜」。能の大成者である世阿弥の言葉のからかき立てられるイマジネーションを、グラフィックアーティストとセットデザイナーがコラボレーションし、を空間にクリエイトした。現実と非現実を往復する能の脚本の二面構成から着想し、墨と赤で描いた二次元の「桜」を、曲げたり切り取ったりすることで、白黒の表面と、赤い内面を空間に設けた。秘められた「まことの花」の永遠性を、曲げて境目をなくした空間やミラーによりに表現。世阿弥の言葉や映像も絡めた。
Photo©Daisuke Ohki